2023年11月8日水曜日

櫛引彩香 宵待ち喫茶 Vol.2 ライブリポート!

 11月4日(土)に Rethink Lounge TORAEMON で行われた「櫛引彩香 宵待ち喫茶 Vol.2」に行ってきました!

櫛引彩香下北沢レテライブレポート!

櫛引彩香mush☆room再現ライブレポート!



会場は、落ち着いた雰囲気のすてきな場所でした。

この日は出演者でもある真城めぐみさんがお弁当を作ってくれるというなかなか他にはないライブで、お客さんの多くが開演を待ちながらお弁当を食べるという不思議な光景が繰り広げられていました。

おいしかったです!

さて、ステージに櫛引さん、ギターの中森康弘さん、パーカッションの松田岳二(チャーベ)さんが登場し、ライブは16時ぴったりに「Cycle」からスタート!

個人的に最初に買ったシングルなので思い出深い1曲です。
2曲めからはコーラスの真城さんも加わり、「花のように」
一気に会場は盛り上がりましたね。

3曲目は「雨が上がれば」
チャーベさんの口笛がステキでした。

演奏後、この口笛に関するエピソード始まったのですが、これが楽しかったですね!
「子犬のマーチ」だと思っていたら「口笛吹きと犬」だった話や、真城さん、中森さんの口笛も聞けました。

長めのMCのあと、「スマイル」
やはり名曲ですね。

そして、メールでリクエストがあったということで「忘想」
Apple Music だと「妄想」になっているという話もありましたが、現在は直っていますね。
中森さんの手が痛くならないか心配という言葉があったので、ずっと見てしまいました。

そしてここで、ビッキーの最近の「真田広之さん推し」の話が始まりましたね。
好きなんだなぁというのが十分伝わりました。

真城さんはBTSVさん、チャーベさんは浜口京子さん、中森さんは最近シングルが発売されたビートルズとみなさんの推しも紹介していただきました。

さて、曲は、「サニーデイ」「I'll be there」「空」と続き、「雨のち晴れ」へ。
そこで、ビッキーが事務所でお世話になったラジオ局などに年賀状を書いているときのエピソードは秀逸でした!

まさかの「(切手を)貼れる(晴れる)だろう〜♪」と歌いながら切手を貼っていたというエピソードには大笑いしました!

最新の「monochrome」「あたらしい街」を演奏し、ラストは「待つココロ」でした。

そしてアンコールは、ワンコーラスだけと言いながらフルコーラス歌ってくれた「ティアラ」から始まり、「帰り道」「いつもの気分で」で終了!

全15曲、充実の内容で堪能しました。
また、とてもアットホームな雰囲気で幸せな時間を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。

X(旧Twitter)には、ライブ後の素敵な写真がアップされていました。


次回はビッキーの作る青森県の郷土料理「けの汁」を楽しみにしたいと思います。

なお、セットリストは以下のとおりです。

2023年11月4日 #櫛引彩香 宵待ち喫茶Vol.2
at Rethink Lounge TORANOMONSet List

1 Cycle

2 花のように

3 雨が上がれば

4 スマイル

5 忘想

6 サニーデイ

7 I’ll be there

8 空

9 雨のち晴れ

10 monochrome

11 あたらしい街

12 待つココロ

アンコール

1 ティアラ

2 帰り道

3 いつもの気分で


2023年10月7日土曜日

Make a Rainbow - Benny Sings

 本日紹介する曲は、ベニー・シングズ"Make a Rainbow"です。

アルバム"I Love You(Live at the Bimhuis)"に収録されています。

以前も紹介しましたが、ラジオなどで気になった音楽はスマホアプリ「Shazam」で検索します。すると、Apple Musicのプレイリストへ自動的に登録されるというシステムです。何て便利な世の中!

さて、週末になるとそのリストを聞き直しています。もちろん冷静に聞いてみるとそうでもない曲もありますが、この曲は改めて聞いてみてもすばらしい1曲です!

ベニー・シングズは2003年デビューのオランダ出身のミュージシャンだそうです。

ビクター・エンタテインメントのHPのプロフィールによると、日本人ミュージシャンとのコラボレーションも多いアーティストということです。

この曲はセカンドアルバムのラストを飾る曲ですが、ピュア・ポップを作りたかった彼はバート・バカラックらを研究して作成したとありました。

確かにそういう雰囲気のある曲ですね。

とても心が落ち着く曲です。

みなさんもぜひお聞きください。


2023年10月2日月曜日

Just A Little Lovin' - Shelby Lynne

 本日紹介する曲は、シェルビィ・リンの Just A Little Lovin' です。

アルバム"Just A Little Lovin'"に収録されています。

先日紹介したJ-Waveの朝の番組「Just A Little Lovin' 」が今日から2年目に突入!

そこでこの番組のきっかけとなった曲としてこの曲が紹介されました。


この曲が収録された Just A Little Lovin' というアルバムは2008年に発売されました。このアルバムはダスティ・スプリングフィールドのトリビュートアルバムで、9曲のカヴァーソングが収められています。

この Just A Little Lovin' は1969年に発売されたアルバム"Dusty in Memphis"に収録されています。


このアルバムのクレジットを見てみると、ランディ・ニューマンキャロル・キングが曲を書いているようです。聞いてみたくなりますね。

ちなみにこの曲は、バリー・マンシンシア・ワイルが作っています。

ぜひこちらも聞いてみてくださいね。

2023年9月29日金曜日

Stuck In The Middle With You - Stealers Wheel

 本日紹介する曲は、スティーラーズ・ホイール"Stuck In The Middle With You"です。

1stアルバム"Stealers Wheel"に収録されています。

最近は10時に寝て4時半に起きる生活です。この朝の時間が仕事をするにはいい時間です。その時によく聞いているのが、長井優希乃さんナビゲートのJ-Wave"Just a Little Lovin"です。

月〜木の5:00〜6:00の放送です。

それまではいろいろな放送局を聞いていましたが、ここ最近はこの番組に落ち着きました。その理由は、長井さんの落ち着く声と選曲ですかね。

さて、そこでクラシック・ロックとしてかかったのがこの曲です。1973年にシングルカットされ、世界中でヒットしました。

有名な曲だしこれまでも聞いたことがありましたが何かどこかで聞いたようなと思っていましたが、この曲のWikipediaを見ていたら謎が解けました。

シェリル・クロウ「オール・アイ・ワナ・ドゥ」1993年)のアレンジは本作品を元にしている」

確かに!そうだったんですね。

ぜひみなさんもこの機会に聴き比べてみてくださいね。


2023年9月23日土曜日

Brown Eyed Girl - Van Morrison

 本日紹介する曲は、ヴァン・モリソン"Brown Eyed Girl"です。

1967年発売のシングルです。

週末になり、Shazamで検索したリストを聞いていたらこの曲に出会いました。

調べてみると、ビルボードが2015年に1960年代の曲の中で最もダウンロードされ、最も催された曲としているそうです。

クラシックロックの代表的な1曲ですね。

みなさんもぜひ聞いてみてくださいね😉

2023年9月17日日曜日

上原ひろみ:Tiny Desk Concert

 本日のBarakan Beat上原ひろみさんが出演した"Tiny Desk Concert"の話題が取り上げられました。



「ピーター・バラカン Music Film Festival 2023フランク・ザッパのドキュメンタリー映画「ZAPPA」上映後にピーターさんと上原さんが対談するという話からの流れでしたね。


上原さんはかなりザッパがお好きなようですね。


"Tiny Desk Concert"については、このブログでも取り上げたばかり。

NPR Music Tiny Desk Concert - Jackson Browne

NPR Music Tiny Desk Concert - St. Paul And The Broken Bones


さて、今日のラジオでホスト兼クリエイターのボブ・ボイレンさんが退任するというニュースを聞きました。



35年という長きにわたりNPRで尽力されました。本当にお疲れ様でした。


今回の上原さんのホストは"Suraya Mohamed"さんという方が務めたようです。


この日の"Tiny Desk Concert"は9月に発売になったニューアルバム"Sonicwonderland"から2曲が演奏されましたが、ゴキゲンですばらしい演奏です!


ぜひ聴いてみてくださいね!



SET LIST

"Sonicwonderland"

"Wanted"


MUSICIANS

"Hiromi's Sonicwonder"

Hiromi Uehara: piano, keys 

Adam O'Farrill: trumpet

Gene Coye: drums

Hadrien Feraud: bass

2023年9月16日土曜日

ウィークエンドサンシャイン・ミュージック・フェスティバル!

 先週は土日が仕事だったので休みがなく12連勤、まったく余裕のない日々。そうするとゆっくり音楽を聴いたり、ましてやブログを書こうなんて思えませんでした。

今週はようやくゆっくりと週末を迎えることができました。

そんなわけで、今週は朝からウィークエンド・サンシャインを最初から最後まで聴くことができました。

恒例の「ウィークエンドサンシャイン・ミュージック・フェスティバル」の後半戦、男性アーティスト編でした。

9/23まで聞き逃し配信を聴くことができます。

本日のプレイリストは以下のとおり。
  1. Proud Mary / Creedence Clearwater Revival // At The Royal Albert Hall/London, UK/ April 14, 1970
  2. Native Stepson / Sonny Landreth // Eric Clapton's Crossroads Guitar Festival 2019
  3. Zulu Coconuts / Jon Cleary & The Absolute Monster Gentlemen // Live at the 2023 New Orleans Jazz & Heritage Festival
  4. Let's Make A Better World / James Booker // Behind The Iron Curtain Plus…
  5. Giriraj Sudha / Remember Shakti // Saturday Night In Bombay
  6. Bhindee Bhagee / Joe Strummer & The Mescaleros // Live at Acton Town Hall
  7. Toledo (Live in Tokyo, Nakano Sunplaza Hall) / Elvis Costello & Steve Nieve // Songs of Bacharach & Costello
  8. I Wish It Would Rain / Faces // Five Guys Walk Into A Bar…
  9. Saint Dominic's Preview / Van Morrison // It’s Too Late To Stop Now
  10. The Dark End Of The Street / Ry Cooder // Show Time
  11. Honey Bee / Muddy Waters // Fathers And Sons
  12. Eyes Of The World / Grateful Dead // RFK Stadium Washington, DC 6/10/73
どれもすばらしかったのですが、これがないとサンシャイン・ミュージック・フェスティバルは終われない!ということで最後にかかったグレイトフル・デッドは圧巻でしたね。

最近出た「RFK Stadium, Washington, DC, 6/10/73」から"Eyes of the World"がかかりましたが、22分という長さのため、当然全部はかかりませんでした。

YouTubeで検索してみると、デッドの公式チャンネルに上がっていました!


いやぁ、これは最高!

ぜひみなさんも聴いてみてくださいね!

2023年9月4日月曜日

Somerset - Van Morrison

 本日紹介する曲は、Van Morrison"Somerset"です。

アルバム"What's wrong with this picture?"に収録されています。

今日のBarakan Beatのリクエストでこの曲がかかりました。

夏の終わりにふさわしい曲ですね。

この曲は2003年のアルバムであのブルーノート・レコードから発売されたものです。

久しぶりにCD棚からアルバムを引っ張り出し、日本語の解説を読んでみました。

そこには、「黄昏た「サマーセット」はヴァンとは旧知の仲である英国ヴェテラン・クラリネット奏者アッカー・ビルクとディヴィッド・コレットによる曲にヴァンがロマンチックな歌詞を付けたもので、ビルクがそこに参加している。」と書いてありました。

歌詞にも、
We met, deep down in Somerset
A time I can't forget
When we were slippin' cider in the shade
僕達はサマーセットで出会った
木陰でサイダーを飲んだ時のことは
忘れられない
とあるのでサマーセットは地名ですね。

イギリス南西部のcountryです。

そして、アッカー・ビルクディヴィッド・コレットによる共作であるこの曲の原型というのはこれですね。

こちらのタイトルは、"Summer Set"です。


クラリネットが素敵な曲です。

で、こちらがヴァン・モリソンの"Somerset"です。


リクエストされた方もおっしゃっていましたが、タイトルの"Somerset""Summer Set"はかけているんですかね?

どちらにしても夏の終わりの夜にはぴったりの選曲でした。

2023年9月2日土曜日

Forget You - Cee Lo Green

 本日紹介する曲は、シーロー・グリーン"Forget You"です。

アルバム"The Lady Killer"に収録されています。

日々気になった曲は"Shazam"というアプリで曲名とアーティスト名を検索しています。そうすると、自動的にApple Musicにプレイリストが作られているという、なんて便利な時代!

あとからそのプレイリストを聞き直すのですが、聞き直すとそうでもない曲だったりすることもあるし、これは!という曲が見つかる場合もあります。

この曲はそうやって見つかった曲です。

この曲は2010年に発売されヒットし、グラミー賞にもノミネートされたそうです。

そしてそのミュージックビデオがこちら⇩

ところが、調べてみるとこの曲のタイトルは、本当は"F*ck You"なんですね!

"F*ck You"というタイトルが規制される国では、"Forget You"で発売されたそうですが、おそらくこの曲はAFNで聞いたと思うので、アメリカでも"Forget You"の方で流されているんですかね?

歌詞を見てみると、
I see you driving around town with the girl I love
And I'm like, "Forget you"
お前がオレが惚れてる女とドライブしているのを見たぜ
だから、「勝手にしろ」って言ったのさ
内容を見ると、"Forget you"「勝手にしろ!」より、"F*ck you"「くそ!」の方が合ってますかね(調べてみたら、I'm like = I saidというのは初めて知りました)。

さて、YouTubeの関連動画を見ていたらこんなものも見つかりました。

"Daryl's House"でのダリル・ホールとのデュエットです!

また、調べてみると、この曲は、シーロー・グリーン「ザ・スミージントンズ」(The Smeezingtons)によって書かれた楽曲とのことです。

 「ザ・スミージントンズ」というのは、 ASCAP(米国作曲家作詞家出版者協会) のソングライターである、ブルーノ・マーズ、フィリップ・ローレンス、アリ・レヴィーンのメンバーで構成されたプロダクションチームということです。

確かにこのキャッチーなメロディを聞くとなるほどと頷けますね。

こんな動画もありました、ブルーノ・マーズが歌う"Forget You"です。
さすがです😄

2023年8月29日火曜日

interfm 「夏の100曲~Play That Late Summer Music~」

 8月27日のBarakan Beatで話題に出ましたが、現在インターFMでは、「夏の100曲~Play That Late Summer Music~」と題して、各レギュラーDJが5曲をセレクトするという企画がスタートしました。

プレイリストはSpotifyに公開されています。

当然、ピーター・バラカンさんのセレクトした5曲も紹介されています。

バラカンさんによると、このリストは以前ブルータス「音楽と酒・夏。」で紹介したものからということです。
2021年7月1日発売のNo.942号です。


リストは以下のとおりです。

1   Chan Chan / Buena Vista Social Club 


2   Jarabi / Toumani Diabate


3   Midnight at the Oasis / Maria Muldaur


4   Tennessee Blues / Bobby Charles


5   Sitting In Limbo / Jimmy Cliff


夏の終わりに聞くにはぴったりの涼しげで、かつ物悲しい感じの曲が多いですね。
ぜひ聴いてみてくださいね。

2023年8月28日月曜日

ヒグチアイとたかはしほのか(リーガルリリー)がラジオで生対バン!聞きました!

Twitterを見ていたらオススメで生対バンの情報が入ってきました。

それも大好きなヒグチアイさんとたかはしほのかさん(リーガルリリー)!

これは聞き逃せない!ということで聞くことにしました。

しかし、ちょうどバラカン・ビートの放送と被ったしまったため、ラジコのタイムフリーで聞きました。

関西のABCラジオなので関東では聞けないのですが、私はエリアフリーに入っているので聞くことができました。

しかし、たかはしほのかさんはコロナということで出演見合わせとなってしまいました。残念。

初めてこの「真夜中のカルチャーBOYを聞きましたが、パーソナリティの鈴木淳史さんの音楽に対する熱を感じました。こんな番組があったんですね。

オープニングでは、リーガルリリー『ジョニー』がかかりました。


この野音の動画はアップされたばかりですが、変わらずまっすぐなロックを聴かせてくれています。

今回はたかはしさんがスタジオには来られないため、 YouTubeでの弾き語り音源で参加ということになりました。

対バン先行、まずはたかはしほのかさんから。
『キラーチューン』『1997』
5月に撮った無人駅での弾き語りとのことです。
ここでは図書館での弾き語り音源を紹介します。


次に後攻のヒグチアイさん。
アナウンサーの武田和歌子さんはリハで聴いて肩こりが治ったとおっしゃっていましたね😄


1 ココロジェリーフィッシュ
2 恋の色
3 ラジオ体操
4 悲しい歌がある理由


   親戚のおばさんのエピソードを聴いて、この曲のリアリティが増しました。

5 この退屈な日々を(新曲)
6 リッケンバッカー(リーガルリリーのカバー)
7 ばらの花(くるりのカバー)
  ※ほのかさんとやる予定だったそうです。

ここまでCMもなく演奏されました。ヒグチさんのMCのみ。

わがまま言ってもう1曲やれることになりました!と言って最後にこの曲を演奏してくれました。

8 mmm(ハミング)


コロナ期間中、何度この曲を聴いて勇気づけられたことか😢

家族が寝静まった夜に聞きはじましたが、聞き入ってしまいました。
本当に貴重な放送をありがとうございました。
いいものを聞かせていただきました。
ある方がのメールにもありましたが、こんな放送が関西のみで放送されていたなんて!
今回はラジコのエリアフリーのありがたみを改めて感じました。

もしまだ聴いていない方は1週間はラジコの聞き逃し配信で聞くことができるので、ぜひ聴いてみてくださいね。

ライブ後のトークも楽しかったです!

2023年8月27日日曜日

NPR Music Tiny Desk Concert - St. Paul And The Broken Bones

 

Tiny Desk Concertのホスト兼クリエイターであるBob Boilenは、YouTubeの概要欄にこう記しています。

Close your eyes and listen, and you might imagine someone who looks a bit like Otis Redding. Open them, and you're likely to see someone who looks more like your neighborhood bank teller.

That man standing on my desk in the golden shoes is Paul Janeway. He was, in fact, a bank teller in Alabama not long ago — and this stupendous seven-piece band from Birmingham has only been doing this since 2012. But take a look at this Tiny Desk Concert and you'll see why St. Paul And The Broken Bones' music is so winning. It's got heart and soul and flair, with a well-worn sound buoyed by strong, fresh songwriting. -- BOB BOILEN

目を閉じて耳を傾ければ、オーティス・レディングのような人物を想像するかもしれない。目を開ければ、近所の銀行の窓口係のような人を思い浮かべるだろう。

金色の靴を履いて私のデスクに立っているのは、ポール・ジェインウェイだ。バーミンガム出身のこの素晴らしい7人組バンドは、2012年から活動している。しかし、このタイニー・デスク・コンサートを見れば、セント・ポール・アンド・ザ・ブロークン・ボーンズの音楽がなぜこれほど魅力的なのかがわかるだろう。力強く新鮮なソングライティングに支えられた使い古されたサウンドには、ハートとソウルとセンスがある。-- ボブ・ボイレン

"Top 10 Best NPR Music Tiny Desk Concerts"という動画を見ていたら、5位で紹介されていたこのバンド"St. Paul And The Broken Bones"に釘付けになりました。


確かに「近所の銀行の窓口係」のような風貌ですが、そこからまさかこんなソウルフルなパフォーマンスが繰り広げられるとは!


調べてみると、オーティス・レディング"I've Been Loving You"をカバーしている動画がありました!



確かに目を閉じて聞くとオーティスが・・・。

だまされたと思ってぜひ見てみてください!

2023年8月26日土曜日

Hard Times - Crusaders

 本日紹介する曲は、クルセイダーズ"Hard Times"です。

アルバム"Unsung Heroes"に収録されています。

今日のウィークエンドサンシャインは、1973年の名曲"Jazz/Funk"編でした。

途中から聞いたら、バラカンさんの声が違う⁉︎

一瞬番組を間違えたかしら?と思いましたが、聞き逃し配信でオープニングを聞き直したら夏風邪だということでした。お大事にしてください。

さて、当然のことながら1曲1曲が長いのでゆったりと聞くことができました。

その中でもこのクルセイダーズのこの曲は特に心地よかったです。

この曲は、レイ・チャールズのバンドに長年在籍していたファットヘッド・ニューマンの曲をクルセイダーズが取り上げたものだそうです。

YouTubeには、ライブアルバムの名盤"Scratch"のバージョンが上がっていました。

ぜひお聞きください。


なお、本日のプレイリストは以下のとおりでした。

1973年の名曲〝Jazz/Funk〟
 1. Chameleon / Herbie Hancock // Head Hunters
 2. Black Byrd / Donald Byrd // Black Byrd
 3. Red Baron / Billy Cobham // Spectrum
 4. Hard Times / Crusaders // Unsung Heroes
 5. Harlem River Drive / Bobbi Humphrey // Blacks And Blues
 6. Lansana's Priestess / Donald Byrd // Street Lady
 7. Watermelon Man / Herbie Hancock // Head Hunters
 8. Spain / Chick Corea & Return to Forever // Light as a Feather
 9. Tintiyana / Dollar Brand // African Piano
10. Also Sprach Zarathustra (2001) / Deodato // single

2023年8月25日金曜日

NPR Music Tiny Desk Concert - Jackson Browne


NPR MUSICが主催する"Tiny Desk Concert"をたまに見ています。

NPRというのは、National Public Radioの略でアメリカの公共放送です。

昔からFEN(現在のAFN)を聴いているとNPRのニュース番組(All Things Considered)が流れてくるのでよく聴いていました。

この企画は2008年から始まったそうです。

リストをざっと見てみても膨大な量があり、よく知っているミュージシャンもいますが、初めて聞く名前もたくさんあります。

このジャクソン・ブラウンのライブもたまたまオススメに出てきたものです。

セットリストは、以下の3曲。

"Call It A Loan"

"The Barricades Of Heaven"

"Long Way Around"

本当にすばらしい演奏でした。

コメント欄を見ていたら、こんなコメントがありました。

In the mid-1970s, I sat in my grandfather’s living room and together we watched a Jackson Browne concert on tv. At the end, I saw Grampa had a tear in his eye. He said, «How can a young man his age know so much of life? »  These songs are ageless and connect directly to our hearts.

1970年代半ば、私は祖父の居間に座り、一緒にテレビでジャクソン・ブラウンのコンサートを観た。最後に、祖父が目に涙を浮かべているのが見えた。あの年頃の若造が、どうしてこれほど人生について知っているのだろう?「これらの歌は時代を超越し、私たちの心に直接響いてくる。

まさにこの言葉どおり。

また、こんなコメントもありました。

RIP to Jeff Young. Such a beautiful and kind voice.


びっくりして調べてみるとこんな記事がありました。

ボニー・レイットのホームページにあります。

ボニー・レイットの追悼メッセージでした。
My heart is heavy hearing of the loss of our dear friend and brilliant musician, Jeff Young. It’s been a joy and an honor to get to play music with him all these years, in benefits and with Jackson Browne’s band. He was so creative and prolific, creating a steady stream of great solo albums right up to the end. He sang so beautifully on my songs “One Belief Away” and “Take My Love With You,” and had a voice, so warm and soulful, unlike any other. As wonderful a person as he was an artist. We will miss him dearly. My love and condolences go out to Susanna, Skyler and Nico and may he be resting in beautiful bliss, staying alive in our hearts always.

私たちの親愛なる友人であり、素晴らしいミュージシャンであるジェフ・ヤングが亡くなったと聞き、心が重くなりました。ベネフィットやジャクソン・ブラウンのバンドで、この何年もの間、彼と一緒に音楽を演奏できたことは喜びであり、光栄だった。彼はとてもクリエイティブで多作で、最後まで素晴らしいソロアルバムを次々と発表した。私の曲 "One Belief Away "や "Take My Love With You "ではとても美しく歌い、他にはない温かくソウルフルな声を持っていた。アーティストであると同時に、素晴らしい人だった。彼がいなくなるのはとても寂しい。スザンナ、スカイラー、ニコに愛と哀悼の意を表し、彼が美しい至福の中で眠り、私たちの心の中でいつも生きていてくれますように。

ジェフ・ヤングは、この動画の中でもすばらしい歌声を聴かせてくれています。

最後まで本当に心温まる、すばらしいライブでした。


さて、演奏後、こんな場面がありました。



James Brownのダンシング人形が突然歌い出します。


その時のジャクソン・ブラウンの反応は・・・?


ぜひ動画を見てみてくださいね。

2023年8月24日木曜日

A Natural Woman - Krasno/Moore Project

本日紹介する曲は、クラズノー・ムーア・プロジェクト"A Natural Woman"です。 

アルバム"Krasno/Moore Project: Book of Queens"に収録されています。

8月20日のBarakan Beatですてきなリクエスト曲がかかりました。
曲はもちろん、キャロル・キングアリーサ・フランクリンでも有名な"A Natural Woman"
以前、このブログでも紹介しました。
Aretha Franklin - (You Make Me Feel Like) A Natural Woman
Carole King - (You Make Me Feel Like A) Natural Woman

これは、ギタリストのエリック・クラズノー(Eric Krasno)とドラマーのスタントン・ムーア(Stanton Moore)新たなプロジェクトということです。この二人にオルガン奏者のエリック・フィンランド(Eric Finland)を加えたトリオです。

いやぁすばらしいですね。

アルバムを買おうと思って調べてみると、まだ発売していないようです(10月6日発売)。

Apple Music等で聞くことはできますが、気に入った曲は現物を持っていたいというのは古い考えなのかしら😅