本日紹介する曲は、ボブ・ディランの"Just Like a Woman"です。
アルバム"Blonde On Blonde"に収録されています。 |
今日のバラカンビートの中で、リスナーさんからボブ・ディランの80歳の誕生日の際に80名のアーティストがディランのお気に入りの曲を選ぶというページの紹介がありました。
STEREOGUMの記事です。 |
バラカンさんは、スティーブ・アール(Steve Earle)が選んでいたのと同じ曲に一票入れますということでこの曲をかけました。
It’s all about Bob for me. I define myself as a post-Bob Dylan songwriter. You know, Guy Clark and Townes Van Zandt were post-Dylan songwriters, too, but they were adolescents and adults. Guy was already a folk singer when Bob Dylan happened. It was all about Bob for them, too. I had part of my songwriting course that I originally called “The Moment In 1965 When John Lennon Wants To Be Bob Dylan And Bob Dylan Wants To Be John Lennon And Rock ‘N’ Roll Becomes Art.” I really, truly believe that lyrics are what elevated rock ‘n’ roll to a higher art form. So, that means it’s about Bob.
私にとってはすべてがボブです。私は自分自身をポスト ボブ ディランのソングライターと定義しています。ご存知のように、ガイ・クラークとタウンズ・ヴァン・ザントもポスト・ディランのソングライターでしたが、彼らは青年であり大人でした。ボブ・ディランが世に出たとき、ガイはすでにフォークシンガーでした。彼らにとってもボブがすべてでした。私は、「1965年ジョン・レノンがボブ・ディランになりたい、ボブ・ディランがジョン・レノンになりたい、そしてロックンロールがアートになる瞬間」と呼んでいた曲作りコースの一部を持っていました。私は、歌詞がロックンロールをより高い芸術形式に引き上げたものだと本当に信じています。つまり、それはボブのことです。(ステーブ・アールは"Camp Copperhead"というところで実際に song writing について教えているようです)
Bob did it on purpose. Everybody was reading translations of French Modernist poets, but everybody else was still writing songs that sounded like Woody Guthrie. Bob suddenly wrote “A Hard Rain’s A-Gonna Fall” and every-fucking-thing changed. Favorite Bob song, favorite Beatles song, favorite Stones song, favorite Townes song — those things change for me. Ask me again next year. Right now, it’s “Just Like A Woman.” It’s been “Just Like A Woman” a lot over the years.
ボブは意識的にそうしていました。誰もがフランスのモダニスト詩人の翻訳を読んでいましたが、他の誰もがウディ・ガスリーのような曲を書いていました。ボブが突然「A Hard Rain's A-Gonna Fall」を書き、すべてが、がらっと変わりました。ボブのお気に入りの曲、ビートルズのお気に入りの曲、ストーンズのお気に入りの曲、タウンズのお気に入りの曲、これらは私にとっては変化します。来年も尋ねてみてくださいね。今は「ジャスト・ライク・ア・ウーマン」です。何年にもわたって「ジャスト・ライク・ア・ウーマン」です。
確かにそう言いたいぐらいの名曲です。本当に心に沁みますね。