本日紹介する曲は、アーマ・トーマスの"Loving Arms"です。
アルバム"I Believe To My Soul"に収録されています。 |
先日注文した"I Believe To My Soul"が届きました。
日本版だったので解説・歌詞・対訳付きでした!
何と解説はピーター・バラカンさん!
熱の入った解説で充実の内容です。
これだけで買った甲斐があります。
さて、このアルバムはプロデューサーのジョー・ヘンリーによる詳しい解説付きです。
これもまた大変興味深い内容でした。
その後半で彼はこう語っています。
その結果として生まれた音楽は、クラシックな形式で作られた新しい音楽であって、クラシックなソウル・ミュージックを再現したものではない。5人の特別なアーティストたちが現在の自分たちの姿、そしてお互いとの関係を見据えたところを正面からありのままに映し出しているのがこのレコードだ。伝統にどっぷりつかった音楽ではあっても、伝統に対して特別な畏敬の念を込めて演奏されているものではない。この作業過程において、目指す音楽に対しての判断基準はただひとつ。それは、私たちがそれから離れたとき、それ自体が命を持っているように感じられるものになっていること。
これを”ソウル・ミュージック”と呼ぼうが呼ぶまいが、私は構わない。アーマ・トーマスやメイヴィスやビリー・プレストンの口から出てくるものは何であっても議論の余地はなく、…”ソウルフル”である。大事なのは、私たちがその音楽からすでに離れていること、そしてそれは私たちがいなくても動き出している、ということなのだ。
まさにジョー・ヘンリーのこの言葉どおり”ソウルフル”なアルバムです。
今日はその中の1曲、アーマ・トーマスの"Loving Arms"を紹介します。
本当にすばらしい、感動的な1曲です。