アルバム"Tapestry"に収録されています。 |
確か,悩みがある時には電話してというようないわゆる「心の悩み相談」の案内の際にバックでかかっていた記憶があります。
この曲を聞いたのはそれが最初だったと思います。
大学生の頃,ある教授の講義でこの曲を使用したことがありました。
なぜかその日は少人数でその教授の研究室のようなところで行った授業でした。
その時に,サビの"Winter, spring, summer or fall"は,なぜ"Winter"から始まると思う?という質問をされました。
うまく答えられずにいると,次のラインを見てごらんと言われました。
"All you have to do is call"とあるでしょ?
"fall"と"call"が韻を踏むからだよ。
と言われてへ~と思ったことを覚えています。
また,ジェームス・テイラーのバージョンを聞き歌詞に違いがあることを教わりました。
キャロル・キングのバージョンでは,
When you're down and troubled
And you need some loving care
と歌っているのに対し,
ジェームス・テイラーのバージョンでは,
When you're down and troubled
and you need a helping hand
と歌われています。
これは"loving care"という言葉が男性が歌うには恥ずかしいというか抵抗があるのでこのような変更をして歌っているのだと教わりました。
この講義を受けたのは,もう25年も前のことですが今でもよく覚えています。
そしてこのネタは現在でも英語の授業をする際に使わせていただいています。
先日もこの曲を使って授業をしました。
その時にALTの先生になぜ"Winter"から始まるの?と質問をしてみました。
すると返ってきた答えは,"January is winter."でした。
つまり日本人である私たちは学校などが4月始まりなので春が季節のスタートだと思っているので「春夏秋冬」と言いますが,彼(アメリカ人です)は単純に1月からスタートなので"winter"から始まることに何の疑問も持たなかったということでした。
そっか,そういう考えもあったかと新鮮な感じがしました。
まぁ,どちらにしても名曲です。
時代を超えてこれからも愛されて欲しい曲です。
キャロル・キングのバージョン
ジェームス・テイラーのバージョン
そして二人のデュエットバージョン!
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