2013年9月6日金曜日

Up On the Roof - Carole King and James Taylor

"Live At The Troubadour"をようやく購入しました。


Live At The Troubadour
DVD付の日本盤CDを購入したのですが,予想通り素晴らしいものでした。

今回はライブ後半で歌われた"Up On The Roof"です。

この曲はおなじみゲリー・ゴフィンキャロル・キングの共作で,ドリフターズ1963年のヒット曲です。

DVDの中でキャロル・キングは「私が作った中で2番目に古い曲よ」と言っていましたが,当時彼女はまだ歌手としてではなく,ソングライターとして有名でした。

さて,ライナーノーツを読むと,こう書かれていました。

ダニー(・コーチマー)がキャロルに自分の曲をやるように背中を押していたんだ。で,私はライヴで「アップ・オン・ザ・ルーフ」をどうしても歌って欲しいって言い張ったんだ」と,ジェイムスは思い起こす。

本当に心温まる素晴らしい演奏で,ジェイムス・テイラーが歌って欲しいと言い張ったというのもうなずける気がします。

DVDを見ていると,曲の後半でなぜかぐっと感情がこみ上げてきました。

二人とも若いときほどは声が出ていないかもしれない,けれどそれを超える何かが心を揺さぶる,そんな歌声でした。

一人でも多くの人にこの歌声が届きますように。

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