初めて知りました。 ウィキペディアを調べたから下のような記事が見つかりました。 Directly after Woodstock, Cocker released his second album, Joe Cocker!. (ウッドストックの直後,コッカーはセカンドアルバム"Joe Cocker!"をリリースした。) Impressed by his cover of "With a Little Help from My Friends", Paul McCartney and George Harrison allowed Cocker to use their songs "She Came In Through the Bathroom Window" and "Something" for the album.(彼の"With a Little Help from My Friends"のカバーに感銘を受け,ポールとジョージは自分たちの曲"She Came In Through the Bathroom Window" と"Something"をこのアルバムに使うことを許可した。)
なるほど,そうだったんですね。
今日紹介する曲は,マイケル・フランティ&スピィアヘッドの"Same As It Ever Was (Start Today)"です。
現在iTunes Store(USA)で配信中です。
12月21日のバラカン・ビートでこの曲の紹介がありました。 バラカンさんが以前月刊PLAYBOY(2005年9月号)で発表した『ピーター・バラカンが選ぶ 時代を動かしたプロテスト・ソング 50曲』から何かかけてほしいというリクエストがありました。 ちなみにこのリストはバラカンさんの『ラジオのこちら側で(岩波新書)』に再録されています。 その中でバラカンさんは, マイケル・フランティ&スピィアヘッドの"Hole In The Bucket"をかけようとしていたそうですが,"Same As It Ever Was (Start Today)"という新曲がでたということでこの曲が紹介されました。 「ローリングストーン」のサイトに彼のインタビューと曲が紹介されています。
先日のバラカン・ビートの「名盤片面」での話の続きです。 取り上げられたアルバムはポーグスの"If I Should Fall From Grace With God"でした。 そこであるリスナーさんからおもしろいリンクをいただきましたと紹介されたのがこの記事です。 この記事はカナダのナショナル・ポストという新聞社のものです。
"Why Fairytale of New York is the only Christmas song that matters"という見出し。 直訳すれば,「なぜ"Fairytale of New York"は重要だと思える唯一のクリスマスソングであるのか?」でしょうか。 バラカンさんは,「"Fairytale of New York"はどうして唯一聞くべきクリスマスソングであるか?」とおっしゃっていました。 バラカンさんはこの記事のについてかいつまんでお話ししていました。 そもそもこの曲がどうしてできたのか? ポーグスの初期のプロデューサーでもあったエルヴィス・コステロがシェイン・マガウアンにクリスマスソングでヒットするようなものを作ってくれと言ったらしい。 During downtime of the recording, Costello reportedly dared MacGowan to write a hit Christmas song, thinking it a most preposterous thing. シェインがスエーデンでツアー中に肺炎になり入院して高熱を出した時にもうろうとしている中でこの曲の構想を思いついたらしい。 In any case, MacGowan — whose relationship would eventually become fractured with his producer — got to work on the piece while in the throes of pneumonia-induced delirium, bedridden in Malmo, Sweden. After being given the raw matter of the melody and possible structure by string-player Jem Finer, MacGowan dreamed up an idea of December in New York City while in a hospital room tight to Oresund Sound, just across the water from Copenhagen. それから実際に録音するまでに2年ぐらいかかり,最初はポーグスのベーシストのケイト・オーリアダン(コステロの前のガールフレンド)が歌うことになっていたのだけれど,最終的には,このアルバムをプロデュースしたスティーヴ・リリーホワイトが当時自分の妻だったカースティ・マッコールに歌わしたらどうだ?と言ってそういうことになったそうです。 The song was originally written as a duet for MacGowan and The Pogues’ bassist Cait O Riordin (Costello’s former girlfriend), but, two years after its original conception, Kirsty MacColl was asked to sing the female part, an idea suggested by producer Steve Lillywhite, who was also MacColl’s husband. おもしろいエピソードですね(^o^) それでは改めて"Fairytale of New York"を聞いてみましょう。
アルバム"If I Should Fall From Grace With God"に収録されています。
12月21日のバラカン・ビートの「名盤片面」はポーグスの"If I Should Fall From Grace With God"でした。 クリスマス前なので,もちろん"Fairytale Of New York"の入っている「サイド1」が放送されました。 久しぶりに聞きましたがやっぱり名盤ですね。 このアルバムの発売は1988年。 発売当初から聞いていますが,"If I Should Fall From Grace With God""Turkish Song Of The Damned""Bottle Of Smoke"と3曲パンクっぽい曲が演奏された後の"Fairytale Of New York"への流れは何度聞いても良いですね。 その中でもこの"Bottle Of Smoke"は大のお気に入り! バラカンさんは放送の中で,"Bottle Of Smoke"というのは競走馬の名前だとおっしゃっていました。 歌詞を見てみると,確かに"I bet on the Bottle of Smoke"(オレは"Bottle of Smoke"にかけたぜ)とありますね。 YOUTUBEを探したら当時のライブ映像がありました。 ぜひご覧下さいませ。